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支配された惑星
第5章 エイペクス達の密談
その時、リョウの携帯電話が鳴った。
タクとマサヒロは手でどうぞ、と合図し、リョウは会釈をしながら電話に出た。
「もしもし、リョウだ。」
「・・・もしもし・・・・アイリさんがっ、アイリさんがっ!」
電話の向こう、ルミカの声は明らかに混乱していて要領を得ない。
「なんだ、ルミカ、落ち着け!アイリがどうしたんだ!?」
ただならぬリョウの様子にタクとマサヒロは顔を見合わせた。
そして、数秒後、リョウは電話を切ると二人を見やり言った。
「つ、・・・妻が・・・供出されました・・・。」
タクとマサヒロは手でどうぞ、と合図し、リョウは会釈をしながら電話に出た。
「もしもし、リョウだ。」
「・・・もしもし・・・・アイリさんがっ、アイリさんがっ!」
電話の向こう、ルミカの声は明らかに混乱していて要領を得ない。
「なんだ、ルミカ、落ち着け!アイリがどうしたんだ!?」
ただならぬリョウの様子にタクとマサヒロは顔を見合わせた。
そして、数秒後、リョウは電話を切ると二人を見やり言った。
「つ、・・・妻が・・・供出されました・・・。」