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桜の季節が巡っても~追憶~
第57章 ふたりとも好き2(再編済)
「後悔はしてない。ただ忘れるにはもうちょっとかな。今更お前らの間に入ろうなんて思ってないし、お前の事をどうこうしようとも思ってない。ひとりでどうにかするから、もう少しだけ時間が欲しい。俺の願いはそれくらいだ。…後はお前達がずっと幸せならそれでいい」
龍貴の語る言葉は、泉夏の胸にどこまでも深く浸透してゆく。
涙を止めるのがとてつもなく、難しくなってくる。
肩を大きく上下させた泉夏に、龍貴は苦虫を噛み潰したような顔になる。
「俺が一番好きなのは良く分かった。だからそろそろ泣きやめよ」
「…だって、っ」
「俺を思ってくれるなら、笑ってくれた方が百倍ありがたい。笑顔で『大好き』だって言われたら百万倍嬉しい」
「だって、龍が泣かせるような事ばっかり言うんだもん」
完全八つ当たり気味な泉夏に、龍貴は呆れる。
龍貴の語る言葉は、泉夏の胸にどこまでも深く浸透してゆく。
涙を止めるのがとてつもなく、難しくなってくる。
肩を大きく上下させた泉夏に、龍貴は苦虫を噛み潰したような顔になる。
「俺が一番好きなのは良く分かった。だからそろそろ泣きやめよ」
「…だって、っ」
「俺を思ってくれるなら、笑ってくれた方が百倍ありがたい。笑顔で『大好き』だって言われたら百万倍嬉しい」
「だって、龍が泣かせるような事ばっかり言うんだもん」
完全八つ当たり気味な泉夏に、龍貴は呆れる。

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