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桜の季節が巡っても~追憶~
第57章 ふたりとも好き2(再編済)
「休日返上して働いてる割に、お前が思ってるほど全然もらってない。何より稼いだ金は煙草と酒にほとんど消える。けど『欲しい』って頼まれたなら、断る理由はない。例え無理してでも俺は買ってやる」
「…買ってもらって当たり前みたいな態度、龍は腹立たないの?」
「好きな女のおねだりだけは別だ」
誘い込むような色気溢れる表情に、惹き込まれないひとはいない。
泉夏も勿論例外ではなく-赤い顔でひたすら彼を見詰める他ない。
龍貴は満足そうな笑みを浮べながら、最後の一回を吸って短くなった煙草を灰皿に押し当てた。
「って、先生も思ってる」
「え…先生?」
戸惑う泉夏に、龍貴は頷いた。
「そう、有栖川先生。好きな女に頼み事されたら、それがなんであれ嬉しいに決まってる。お前も悪いとか、迷惑なんじゃないかとあれこれ考える暇があったら、何はともあれ可愛く抱き付いてやれよ」
「抱き付くって…そんなの」
泉夏の顔が更に熟す。
「…買ってもらって当たり前みたいな態度、龍は腹立たないの?」
「好きな女のおねだりだけは別だ」
誘い込むような色気溢れる表情に、惹き込まれないひとはいない。
泉夏も勿論例外ではなく-赤い顔でひたすら彼を見詰める他ない。
龍貴は満足そうな笑みを浮べながら、最後の一回を吸って短くなった煙草を灰皿に押し当てた。
「って、先生も思ってる」
「え…先生?」
戸惑う泉夏に、龍貴は頷いた。
「そう、有栖川先生。好きな女に頼み事されたら、それがなんであれ嬉しいに決まってる。お前も悪いとか、迷惑なんじゃないかとあれこれ考える暇があったら、何はともあれ可愛く抱き付いてやれよ」
「抱き付くって…そんなの」
泉夏の顔が更に熟す。

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