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桜の季節が巡っても~追憶~
第14章 デート前の波乱2
「二カ月前の事を色々と思い出してしまって。ありがとうを伝えたかっただけなのに、やっぱり、色々と思い出してしまって。そしたら、なんだか、龍に悪い事したなって思い始めたりしちゃって。…実際、結果的に悪い事をしてしまったし。そんなの、龍は全然望んでなんかいないのは分かるのに。でも、だって、思わずにはいれないよ…どんなに龍がいい人なのか。どんなに傷付けてしまったのか。その気持ちを考えると。そう思うと、なんか抱き締められたら、色んな感情が湧き上がってきて、なんか…」
こんな事言ったって。
こんな事思ったって。
結局、龍をどうか出来る訳じゃないのに。
彼が、そんな風じゃなかったら。
彼が、もっと優しくなかったら。
彼が、もっと私を詰ってきたら。
彼が、もっと私を雑に扱うようなひとなら。
彼が、私を、好きにならなければ。
こんな事言ったって。
こんな事思ったって。
結局、龍をどうか出来る訳じゃないのに。
彼が、そんな風じゃなかったら。
彼が、もっと優しくなかったら。
彼が、もっと私を詰ってきたら。
彼が、もっと私を雑に扱うようなひとなら。
彼が、私を、好きにならなければ。

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