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桜の季節が巡っても~追憶~
第15章 デート前の波乱3
-そんなにまで、いい?
しかし、泉夏はそれには答えずに、
「…先生は?」
「え?」
「先生は…良くない?私は…そんなにまで、いいよ」
自らの動きに耐える、色のある声音で逆にそう問われ、秀王は即座に彼女を掻き抱く。
そして、囁いた-凄くいいに決まってる、と…。
それを聞いた泉夏は笑った。
じゃあ、私とおんなじ-顔を背後に向ける。
奪うように、唇を吸われた。
「先生。もっと、して-」
繰り返される接吻の合間、泉夏は願った。
「ねだられなくても、そうする-」
秀王は笑い、彼女に舌を伸ばす。
「…でも、デートも行くよ」
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