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桜の季節が巡っても~追憶~
第27章 ふたりとも好き1
麻衣の言う『好き』がどの程度なのかは正直不明だが。
まんざらでもなさそうな彼女の言動に-龍貴との間にあった出来事は、実は打ち明けられないでいた。
聞いたところでなんでもない-きっと大樹の時と同じ反応に違いないと思うけど。
でも、なんとなく言えないままだった。
ここまでくると今更なので、改めて打ち明ける事はないに違いないけれど。
「そういや、今度みんなで飲みに行こうって龍が言ってたよ」
泉夏が思い出したように言えば、麻衣は少し怒ったように迫ってくる。
「え?ほんとに?そんな嬉しい話、なんですぐに教えてくれなかったのよ~!」
-ねえ?
麻衣は大樹に同意を求めた。
「うん、確かに。俺もお兄さんに久し振りに会いたい」
先生からお兄さんへ自然と話題が変化し、大樹もようやく強張りから解放されたようだった。
大好きな『お兄さん』の話に、大樹も笑って頷いた。
まんざらでもなさそうな彼女の言動に-龍貴との間にあった出来事は、実は打ち明けられないでいた。
聞いたところでなんでもない-きっと大樹の時と同じ反応に違いないと思うけど。
でも、なんとなく言えないままだった。
ここまでくると今更なので、改めて打ち明ける事はないに違いないけれど。
「そういや、今度みんなで飲みに行こうって龍が言ってたよ」
泉夏が思い出したように言えば、麻衣は少し怒ったように迫ってくる。
「え?ほんとに?そんな嬉しい話、なんですぐに教えてくれなかったのよ~!」
-ねえ?
麻衣は大樹に同意を求めた。
「うん、確かに。俺もお兄さんに久し振りに会いたい」
先生からお兄さんへ自然と話題が変化し、大樹もようやく強張りから解放されたようだった。
大好きな『お兄さん』の話に、大樹も笑って頷いた。

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