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桜の季節が巡っても~追憶~
第32章 先生には秘密3(再編済)
奢ってもらって当然-そう思っているわけでは、決してない。
けれど。
彼の意に反する事をすれば、どうなるのかよく分かるから、いつしか財布を出す事もなくなった。
彼の名誉の為に言うのなら、彼は絶対に手を上げたりなんかしない。
特に女にはどんな事があっても。
だから暴力が怖いのでない。
その両眼で睨まれるのが滅茶苦茶、怖い。
彼の気に触る言葉をうっかり喋ってしまった際には、何倍にもなって返ってくる。
口では-口でも、彼には敵わない。
それが、恐ろしいのだ。
入場可能な時間となったので、連れだって、スクリーンに向かう。
入り口の係員にチケットを見せながら、龍貴は言った。
「お礼が欲しくてやってるわけじゃなし、ありがとうも別にいらない」
けれど。
彼の意に反する事をすれば、どうなるのかよく分かるから、いつしか財布を出す事もなくなった。
彼の名誉の為に言うのなら、彼は絶対に手を上げたりなんかしない。
特に女にはどんな事があっても。
だから暴力が怖いのでない。
その両眼で睨まれるのが滅茶苦茶、怖い。
彼の気に触る言葉をうっかり喋ってしまった際には、何倍にもなって返ってくる。
口では-口でも、彼には敵わない。
それが、恐ろしいのだ。
入場可能な時間となったので、連れだって、スクリーンに向かう。
入り口の係員にチケットを見せながら、龍貴は言った。
「お礼が欲しくてやってるわけじゃなし、ありがとうも別にいらない」

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