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桜の季節が巡っても~追憶~
第33章 先生には秘密4(再編済)
「先生が絶対行っていいって言ってくれるのを。龍となら行って来ていいって、きっと言ってくれるのを知っていたから。だから-」
だから、嘘を。
何れいいよと返事をくれるのを、分かっていたからこそ。
そして、イタリア料理店で料理の注文を取り終わった頃。
泉夏のスマホが鳴った。
ちょっと、ごめん-龍貴に断りを入れ、泉夏は受信メールを開いた。
その両眼が大きくなる。
知らず、漏れる、笑み。
安心して、スマホを鞄にしまった。
「ひょっとして、ご飯食べる前にきてたメール…?」
龍貴も、ようやく思い当たったようだった。
泉夏は頷く。
「勿論、行って来ていいって。そう、書いてあった」
「…殺されなくって良かった」
龍貴は深い息を吐《は》いた。
だから、嘘を。
何れいいよと返事をくれるのを、分かっていたからこそ。
そして、イタリア料理店で料理の注文を取り終わった頃。
泉夏のスマホが鳴った。
ちょっと、ごめん-龍貴に断りを入れ、泉夏は受信メールを開いた。
その両眼が大きくなる。
知らず、漏れる、笑み。
安心して、スマホを鞄にしまった。
「ひょっとして、ご飯食べる前にきてたメール…?」
龍貴も、ようやく思い当たったようだった。
泉夏は頷く。
「勿論、行って来ていいって。そう、書いてあった」
「…殺されなくって良かった」
龍貴は深い息を吐《は》いた。

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