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桜の季節が巡っても~追憶~
第41章 朝帰りの出来事3(再編済)
「なあ」
ハンドルを握る龍貴の横顔が、意地悪く歪んだ。
車窓から外を流れる景色をなんとはなしに眺めていた泉夏は、右隣りの彼を注視する。
「男のとこに泊まってただろ?」
直球のひとことに、泉夏の心臓は止まりそうになる。
「一瞬でも帰って来た事実を作る為に朝帰りして、これからまたずっと男のとこにいる計画だろ」
泉夏の顔が、みるみる激しく染まる。
「涼がうるさいからだろうけど。厭味言われて怒られるのは結局同じなんだから、最初からずっと男のとこにいりゃいいのに」
それこそ俺みたいに、一週間とか?-龍貴は身体を揺らした。
「…捜索願出される」
泉夏が低く呟けば、龍貴は爆笑した。
「冗談じゃなく、マジでしそうだから怖いよな」
「マジだって」
「お前も苦労するね」
「…ある意味慣れてたりもする。そんな自分が怖かったりもする」
泉夏の告白に、龍貴はもう笑いが止まらない。
ハンドルを握る龍貴の横顔が、意地悪く歪んだ。
車窓から外を流れる景色をなんとはなしに眺めていた泉夏は、右隣りの彼を注視する。
「男のとこに泊まってただろ?」
直球のひとことに、泉夏の心臓は止まりそうになる。
「一瞬でも帰って来た事実を作る為に朝帰りして、これからまたずっと男のとこにいる計画だろ」
泉夏の顔が、みるみる激しく染まる。
「涼がうるさいからだろうけど。厭味言われて怒られるのは結局同じなんだから、最初からずっと男のとこにいりゃいいのに」
それこそ俺みたいに、一週間とか?-龍貴は身体を揺らした。
「…捜索願出される」
泉夏が低く呟けば、龍貴は爆笑した。
「冗談じゃなく、マジでしそうだから怖いよな」
「マジだって」
「お前も苦労するね」
「…ある意味慣れてたりもする。そんな自分が怖かったりもする」
泉夏の告白に、龍貴はもう笑いが止まらない。

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