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奥手なオークが貞操の危機!?
第1章 1
 粘度の高いよだれをダラダラと垂れ流し、豚鼻からふうふうと荒い息を吐く醜い顔……それは本能のままに快楽をむさぼるオークが見せるにふさわしい表情だ。
「ああ……私……オークに犯されてる……このまま、孕むまで……犯されちゃう……」
 アーニャの膣が一瞬、キュンと音を立てるほど締まった。
 しかしそれは拒絶ではなく、愛する男を寄り深くへと導く強欲な動きでもあった。
「あああああああ! ベオくんのおチンポさま、入っちゃったよぉう!」
 アーニャがベオの胸の上に倒れこむ。すでに限界の近かった彼の肉竿は、その微細な締め付けを感じ取ってたけり狂った。
「ああっ、アーニャっ!」
 ぐいっと腰を突き上げて、ベオはうめきながら精を放つ。アーニャはびくびくと四肢をつっぱらせてそれを受け入れた。
「熱い、熱いよぉ、ベオくんのオーク汁、熱いよぅ!」
 ぎゅうっと締まる膣は生意気にも最後の一滴までを搾り取ろうとするかのように蠢き、ベオを苛める。
「あああああ、まだ出ちゃう……いっぱい出ちゃうよぉ!」
「いっぱいちょうだい、ベオくんのオーク汁、いっぱいちょうだいぃ!」
 お互いの体に強く両手を絡ませて、二人は腰をふるわせた。
 ぐったりと身を投げ出した二人を見下ろして、アリシアが微笑む。
「アーニャちゃん、良かったわね。ベオくんに処女もらってもらうのが夢だったものね」
「……うん」
「じゃあ、交代ね」
「うん」
 アーニャは素直に身を引くが、ベオは縛られた体をじたばたさせて逃げようとした。
「お、おい、まて、そんな続けて……」
「あら、大丈夫でしょ、オークだもの」
 ギ、と床板を鳴らして、アリシアがベオの腰にまたがった。
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