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服従願望~あなたのワンコにしてください
第9章 恐怖心

その人の指は、アナルの入口を撫でて、ローションを充分になじませると、ゆっくりと侵入してくる。あたしは思わず力が入りそうになってしまうのを、深呼吸をすることでほぐすようにしていた。ゆっくり、でも確実に押し進んでくる指を感じ、恐怖で逃げ出したくなりながら、その人がくれる愛情、その人への信頼感、そして何でも捧げると言った誓いを思い出して、ひたすら堪えていた。指が進むにつれ、異物感やピリピリする痛みを感じ、額に汗が浮かんでくる。早く終わってほしい…その時はそんな風に考えていた。

