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服従願望~あなたのワンコにしてください
第10章 寂しさ
会えないときでも、毎日必ずSNSではやり取りしていたし、どんなに仕事が忙しくても、朝晩は必ずメッセージをくれたので、不満はなかったし、大切に想ってもらっている実感はあった。それに、回数が増えればそれだけリスクは高くなるので、むやみに会えればいいというわけではないことも理解していた。それでもやはり、寂しいという感情をコントロールするのは容易ではなく、ことある毎に『寂しい』とか『会いたい』とか、伝えずにはいられなかった。