この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
溺愛〜あたしだけの王子様〜
第2章 後編
このパスタはレストランのシェフに頼み込んで、
特別に作ってもらったホワイトソースを使ってる。
もちろん、
シェフにはあたしが体で支払いをしたうえに奥様宛に翡翠の指輪――父の店のだ――を送っておいた。
時人の小さな赤い唇から白いソースが少し垂れて、
あたしは下腹が熱くなった。
ダメダメっ!
今は我慢よ。
それよりも女子の情報を上手く引き出すのが先。
『彩希ちゃんて明るくて性格良さそうね?
他の2人は大人しくて可愛らしいね』
あたしは腸(はらわた)が煮えくり返るような嫌悪を抑え、
笑って訊ねる。
特別に作ってもらったホワイトソースを使ってる。
もちろん、
シェフにはあたしが体で支払いをしたうえに奥様宛に翡翠の指輪――父の店のだ――を送っておいた。
時人の小さな赤い唇から白いソースが少し垂れて、
あたしは下腹が熱くなった。
ダメダメっ!
今は我慢よ。
それよりも女子の情報を上手く引き出すのが先。
『彩希ちゃんて明るくて性格良さそうね?
他の2人は大人しくて可愛らしいね』
あたしは腸(はらわた)が煮えくり返るような嫌悪を抑え、
笑って訊ねる。