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第7章 シーン7

　乳首から電流のような快感が股間のクリトリスに向かって走る。

　あたしの中に挿入されているペニスは固く膨らみ、ここからも快感の迸りが下半身全体に広がってゆく。

　周囲の部屋からは緊縛されて犯されているあたしの痴態を凝視する視線が、矢のようにあたしの身体と心を貫いていき、さらに快楽のパルスを増幅させている。

　縄で身体を縛られている拘束感、身体を串刺しにされて犯される快感、他人に恥ずかしい行為を見られている興奮、複数の淫靡な刺激が織混ざって、あたしは普段より数倍速く快楽の階段を上っている。

　また大輔が囁いてくる。

「今、里菜を縛って犯しているのは、里菜の上司の浅田部長だ。」