この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
寝取られ妻
第7章 シーン7

話は意外な方向に進んでいく。
こんな話をするつもりではなかったのに。
でも、あたしには大輔の言う事が分かる気がした。
彼はSだと思っていたけれど、あたしを他人に蹂躙されるという事を耐えるM性に取りつかれたのだ。
嫉妬の炎に身を焦がしながら、死にそうなほど苦しくて堪らないのに、苦しければ苦しいほどその状態から抜け出せない。
苦しい状況が甘美な快感にさらに身を焦がし切ってゆく。
片思いに苦しむ思春期の若者が陥る陥穽のような感情ではないのだろうか。
「そうして、向かいのカップルからスワップの話を持ちかけられた時、冗談じゃない、と思ったけれど、その反面、もし里菜が他の男に抱かれるような事があったら、俺は嫉妬で狂いそうになりながら、尚且つその被虐感に悶え苦しみながら、それを快感として感じるのではないかと思ってしまった。」
こんな話をするつもりではなかったのに。
でも、あたしには大輔の言う事が分かる気がした。
彼はSだと思っていたけれど、あたしを他人に蹂躙されるという事を耐えるM性に取りつかれたのだ。
嫉妬の炎に身を焦がしながら、死にそうなほど苦しくて堪らないのに、苦しければ苦しいほどその状態から抜け出せない。
苦しい状況が甘美な快感にさらに身を焦がし切ってゆく。
片思いに苦しむ思春期の若者が陥る陥穽のような感情ではないのだろうか。
「そうして、向かいのカップルからスワップの話を持ちかけられた時、冗談じゃない、と思ったけれど、その反面、もし里菜が他の男に抱かれるような事があったら、俺は嫉妬で狂いそうになりながら、尚且つその被虐感に悶え苦しみながら、それを快感として感じるのではないかと思ってしまった。」

