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寝取られ妻
第7章 シーン7
「森田さん、このことは主人には内緒よ。」

 唇を寄せながら、そっと鏡の方を見る。

 鏡の中には白い艶めかしい裸身がうねっている。

 細身でくびれが際立つだけに、形のよい乳房がより大きく見える。

 鏡の中にはそんな自分に愛撫されている見知らぬ男性がいた。

 髪を変え、サングラスを掛けただけなのに本当に違う人に見える。体重を預けている男性が同級生の森田という人に思えてきた。

「奥さん、このことをご主人には黙っていて欲しかったら、俺の言う事を聞くんだな。」

「ええ、分かってます。ですから主人には言わないで。」

 そう言いながら、あたしの身体は興奮してきている。

「ご主人に内緒でソープランドで働くなんて、あんたよっぽど男が好きなんだな。」

「ああ、そんなこと言わないで。」

 会話のなかで次第に設定が出来上がってくる。

「セックスがしたくてしたくて、それでこんなソープにいるんじゃないのか?」

「ああ、そんなことありません。」

「旦那にばらされたくなかったら、まず俺のペニスに挨拶をしろ。」
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