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第2章 シーン2

「よし、シャワー浴びてくる。」

「え？」

「だって、汚いままじゃいやだろ。すぐだからさ。その後ゆっくりできるからベッドルームで待っててくれよ。」

　あたしの返事を聞かず大輔はリビングからバスルームに向かった。

「なによぉ！」

　あたしは取り残された。

　あ、前にもこんなことがあった。

　あの時はシャワーの間に盛り上がったボルテージが冷めてしまい、結局空振りに終わった。

　今日はそうはさせない。

　意を決してあたしはバスルームに向かった。

　マンネリに陥っているのなら、マンネリじゃない方法を試さなくてはいけない。

　脱衣所であたしはベビードールとＧストリングのパンティーを脱いだ。

　ガラス越しにシャワーを浴びている大輔が見える。

　バスルームのガラス戸を押して入る。