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寝取られ妻
第9章 シーン9
 それからは、取りとめのない話に終始した。

 別れる時北上さんは絶対に連絡を下さいと言って携帯だけでなく、家の電話番号も大輔に渡していた。

 二人を車で駅まで送ってから、あたし達は家路に着いた。

「どうする?何か食べていくかい?」

「本当にあたしを抱いてくれるなら、まっすぐ帰りましょ。」

「うん。」

 車のスピードが上がる。

 そっと運転席の大輔の股間に手を伸ばして触れて見ると、そこは明らかに勃起していた。

 家に着くと玄関を開けるのがもどかしかった。

 居間に踏み込んで明かりをつけようとすると「照明は薄明かりで良い。」と大輔に言われた。

 思わずどきっとする。

「暗いまま?」

「その方がムードが出る。」

 抱きすくめられた。
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