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寝取られ妻
第10章 シーン10
 あたしの役割はいつも大輔に隷属する奴隷。

 ご主人様の望むがままでなければいけないはずなのに、時には淫乱な血が騒ぎ他の男に身を任せて快楽を貪る、それはいつもご主人様より良い男だったり、大きなペニスを持っていたり、とてもセックスが上手だったりする設定になる。そのほうがより嫉妬が強くなるからだ。

 倦怠気味だった夜の生活は今は一変して活況を呈しているけれど、大輔がそろそろまた新しい嗜好をもちこんでくるような気がする。

 奴隷のあたしは従うだけでそこにあたしの意志はないように思うけれど、あたしはあたしで大輔がもっと感じてくれるようにしてあげたいと願う。

 そうして、あたしの妄想と大輔の嗜好が一致してくれたら最高の時が過ごせる。
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