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寝取られ妻
第3章 シーン3
 大輔が戻ってきた気配がした。

「手を後ろに廻せ。」

 そう言われたとたんどきっとする。

 大輔の声なのだけれど、妄想の中では大輔ではない別の男の声が荒々しく命令する。

 あたしは抗いながら男の力には敵わず後ろ手に縛りあげられる。

 手に廻された紐は和服に使う紐で痛いとは感じなかった。

 手の自由が無くなると急に被虐感が強くなり、不思議な感覚に襲われる。

 あたしは囚われた奴隷、男の力で犯されていく。

「これにキスをしろ。」

 口元に男性のシンボルが触れてくる。

 先程までの行為とは違って、手を使うことが出来ない。

 唇で咥え込むようにして口腔内に収めると、本当に夫の同僚に犯されているような気持ちになる。

 身体の芯が熱く燃えて下半身が疼く。

 また濡れてきている。
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