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第1章 シーン１

　手の中の男性自身に顔を近づける。緊張と興奮で頭がくらくらする。

　舌先を伸ばし、先端の亀頭部分をちろりと舐めるようにする。

　独特の匂いとすべすべした感じがより興奮を掻き立てる。

　竿の下側を舌で舐め上げるようにしていくとその行為でさらに昂ぶりが強くなる。

　こうして舐めるのって興奮する。やがてこれがあたしの中に入ってくる。

　言葉にできないほどの愉悦と快楽のみなもと。

　全体を舐めつくすと先端から咥えるようにして亀頭部を口にする。

　唇で亀頭冠を挟むようにしてから、舌先で先端のすべすべしたところを舐めまわす。

　次第に我慢が出来なくなってきた。

　バスルームの扉を開ける。

　先程栓を開けたお湯はもうすでに浴槽の半分くらいまできていた。

　パジャマとピンクのレースのパンティを脱いでバスルームに入る時、うなじがちりちりとしたような気がした。期待と興奮で下半身が重い。

　手にしたディルドをぎゅっと握りしめる。興奮で喉がひりつくように思える。

　もうすぐこれがあたしを犯す。