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寝取られ妻
第5章 シーン5
 あたしは優しくベッドに横たえられ、戒めを解かれて大輔と毛布にもぐりこんだ。

「気持ち良かったかい?」

「うん、凄―く良かった、二回いっちゃった。」

「俺も気持ち良かった。いったときに先端を吸われるとびりびりするくらい気落ち良かった。」

「良かった。」

 疲れとは別のけだるい感覚に支配されて、少しうとうとした。

 プレイの道具の後始末もしなくてはいけなかったので、大輔の腕枕から抜け出すとそっとベッドを降りるパジャマを着ると、「起きるの?」と大輔に声をかけられる。

「うん、道具の後始末する。大輔さんは寝てて良いよ。」

 そう言ってディルドやロープを片づける、ディルドは石鹸できちんと洗って水気を拭いてからしまう。

 始末しながら縄の跡を見ると、やはりくっきりと残っている。

 これ、考えないと、分かる人は分かるんだろうなと思った。

 こんなことしていると他人に知られたら恥ずかしいなんてものじゃない。
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