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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第18章 "陣"


その後、本当に瑠衣は明け方近くまで"鬼"の始末に一切手を貸さなかった・・・・・・・


「流石に疲れましたぁー!!」

屯所への道をガックリうなだれて歩く総司…

「あぁ…
"沖田先生"お疲れ様でした!」

片や、元気いっぱいの瑠衣…

「るーいー・・・」

まさか本当に一人でやる事に成ろうとは・・・・・

幾ら何でもそれは無いでしょうと、総司でさえ思う・・・

更にわざわざ"沖田先生"なんて呼んでいるし・・・


「せめて"沖田先生"は止めて下さいよぉー」

返す言葉にも元気が無い…

「あれ、嫌ですか?
まぁ…
今日はぐっすり眠れますよ」

「はぁ・・・
ぐっすり‥ね…」

瑠衣の追い討ちに、もう言葉が繋がら無くなっていく・・・

「ぁはは‥
たまには自分の布団でぐっすり寝て下さい」

瑠衣の方は楽しそうで…
まだまだ追い討ちを掛ける気満々…


「…私が悪かったです
そろそろ勘弁して下さいよぉ!」

いい加減総司は根を上げたのだが……

「どうしようかなー」

「瑠衣ー・・・」

そんなグダグダ言い合っている内に、屯所に着く二人。


「…では総司、自分は報告書を書いてから寝ますので、先に寝て下さい
自分の布団でね」

総司の布団一枚引いて、自分は文机に向かって報告書を作成している。


「はぁ・・・
分かりましたよ…
お休みなさい・・・」

総司は仕方無く布団に入る…
そして、疲れが出たのか直ぐに眠ってしまった。


そんな総司をチラリと見て…

「クスッ‥
こういう所は素直なんですから…」

そんな事を呟いて、また報告書を書き始めた・・・・・

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