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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第21章 "術"


「んっ!!…あんっ…そ…総司!!…あっ…あぁん…」


総司の舌が瑠衣の唇を割って入って来て、口内全てを蹂躙される…
総司の着物を握り締めて、激しい口付けに体が自然に反応してしまう…

そうすると総司は、唇を離してしまった……


「はぁ…
その仕草にその顔ですよ…
男ならば我慢出来ません…」

今の瑠衣は総司にしがみ付き、上目使いに目はトロンとさせて、口は薄く半開き状態で頬を赤く染めている…

男心を刺激するには十二分効果を発揮…
いや、それ以上に色気を発揮している…


「仕草…顔…ですか?
悔しいですが…
嫌な相手でも‥心はどんなに嫌でも、体は勝手に反応するのは確かです…
けど、総司のは嫌じゃない!!」

「分かっていますよ…
しかし嫌でも体が反応するのは自然の摂理ですから、それだけは私には止められません…
悔しいですけど…
嫌という程思い知りました…」

総司の言葉に、かなり落ち込んでしまう…

「普段男の姿をしてるのが救いです…
けど瑠衣、もし女とバレたら兎に角逃げなさい、良いですね?」

「…はい……」


総司は今度は、優しく労るようにそっと瑠衣に接吻する…

優しく……

角度を変えて何度も何度も……

「はぁ…瑠衣…瑠衣…」

「んぁっ…総司…もっ…と…」

長い時間を掛けてお互い舌を絡めてみたり、優しく触れ合ったり…
互いが互いしか見えてない…

それだけの長い間、二人の接吻は続く……



「ぁん…んっ…
総司の…んっっ…全て…が…
はぁ…欲し…い…です…はぁ…
嫌…です…か…?」

「私も…瑠衣の…
はぁ…全てが…欲しい……」

そう言うと、総司は瑠衣を優しく押し倒す…

「はぁぁ…総司…」

銀色の髪が地面にバラけ、それが月の光に反射して、キラキラ輝いて見える…


「瑠衣…綺麗ですよ…」

目を細め耳元でそう囁く…

そしてそっと甘噛みしたり、息を吹きかけたりと総司は少し悪戯を繰り返す…

「んっ…いゃん…くすぐったい…」

ときより体がピクッと跳ねる…

「クスッ‥
耳弱いですね…」

やはり耳元で息を吹きかけながら囁く…

「今日の…総司…ぁんっ…意地悪です…」

「クスクス‥
時間はたっぷり‥ありますから…
ゆっくり責めてみようかと…」

「ぁはっ! ばかぁー!!」
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