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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第21章 "術"

とある神社の一室ー
「二つ目が破壊されたか…
くくく…
奴等はこれで、全てを見付けられると思うだろう」
男は線が二本消えた結界を見、ニヤリと笑っている・・・
「星担居るか?」
男の忍が一人、主の後に姿を現わした。
「お呼びで御座いますか主」
「あぁ…
星光も良い働きをするが、お前にも一つ動いて貰う」
「主の御命令ならば何なりと」
「うむ‥」
その後、二人は短い会話をし、星担は主に一礼し闇に消えた・・・
「さぁ‥
私を楽しませてくれ…」
主と言われる男は結界を見ながら、クツクツと笑いを称えていた・・・・・
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