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いじっぱりなシークレットムーン
第14章 Secret Moon
~あとがき~
ここまでご覧下さった皆さま、長い間おつきあい下さり、ありがとうございました。
シークレットムーン、これにて完結です。
当初200頁程度の短編の予定で、皆さまにもそう言っていたのに、長編に切り替えたら凄いことに。
1頁が800字以上で書いてますので、凄い文字量の読破、心から感謝いたします。
私の書き方はエピローグは短く、なんですけれど、今回はあえて長くさせて頂きました。ひっぱるのもなんですので、陽菜の誕生日であるクリスマスにて幕を閉じさせて頂きます。
とは言っても、ご要望が多かった、衣里姫と結城、杏奈と…? また後日談のような陽菜と朱羽を短くですけど、書ければいいなあと思ってます。
さて、このシークレットムーンは、秘密(シークレット)と月(ムーン)ということで、月が氏名にある三人の男の秘密の話でもありました。
結城睦月、月代雅、香月朱羽。
そしてシークレットムーンは、忍月という意味でもあります。
皆さまの心に宿った月は、いかがなものだったでしょうか。
なにか残れるものがあったら、書き手冥利に尽きます。
また告知として、これはOSHIZUKIビルシリーズとして予定しており、音楽会社の朱羽の兄、出版社の朱羽の兄と、そして渉と沙紀、四部立てにしようと思っておりました。
そのため、あえて伏せていたこともあります。
来年から、ここまで長くはしませんが、本編では語られない朱羽の兄達がどうしているのかなど、また私なりの王道にて、皆さまに楽しんで頂けたらと思います。
朱羽と陽菜が他の作品で横切ったりするかもしれませんが、その時は手を振り、ふたりを温かく見守って下されば幸いです。
2016-12-20
奏多 拝