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いじっぱりなシークレットムーン
第7章 Waning moon
 

 何度もお手洗いに行っているショーツを舐められ、羞恥に身体から火が出そうだ。同時に恥ずかしければ恥ずかしいほどに、あたしの感度は上がってくるようで、いつの間にかあたしの両手は課長の頭を包んでいて、もっとと急かしているようだ。

 課長の指がショーツをずらし、顔を傾けるようにして課長の細めた舌がショーツの端から忍び込んでくる。

「んぅぅっ」

 濡れた花弁の滴とはまた違う、熱く潤(ほと)びた侵略者の生の感触に、もどかしい痺れを帯びていた花裂に一気に鋭い刺激が走った。

「はぁぁあ、やんんっ、はっ……あああっ」


 課長の舌は勢いを増し、蜜で溢れた花弁を散らそうと花芯を穿(ほじく)り返すかのように激しく、あたしを攻め立ててくる。

 唇で音をたてて吸い立てられた。


「駄目、それ駄目ぇぇぇっ」


 艶めかしい表情でこちらを見て、いやらしいことをやめるつもりもない課長の頭を鷲づかみにしながら、腰からせり上がってくる快感に嬌声をあげる。

 課長にこんなことをさせていると思うだけで、イッちゃいそうだ。


 ねぇ、課長。そんなところを、そんな愛おしそうに舐めないで。
 
 ねぇ、もっと。もっと奥に、奥に欲しいの。



「ふふ、ここを突くと……きゅうきゅうしてる」

 膣の入り口を舌先でつんつんと突かれる。

「奥に欲しいの、陽菜?」

 誘惑めいた顔をして、課長が笑う。

「なにが欲しいの? そんなに物欲しそうな顔をして」


「朱羽が欲しい……」


 課長と……朱羽と、ひとつになりたい。


「朱羽に抱かれたい……」


 くっついて、距離をゼロにして。

 今だけは離れたくない――。 


「……ごめん。それは駄目」


 朱羽は苦しげな顔をして言う。


「なんで? あたし……最後までしたくなるような、魅力ない?」


 朱羽が欲しいと、きゅんきゅんと疼く秘部。
 
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