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いじっぱりなシークレットムーン
第3章 Full Moon
 


 動く腰。

 乱れる呼吸。



――私の名前は、香月朱羽。


 欲しくて欲しくてたまらなかったのは誰?


――私のことが気になるんですか?


「陽菜、陽菜」


 あたしを愛おしそうに見つめて繋がるこのひと?


――……ひとが信じられなくなりました。


 それとも――。


――あなたにとって、俺は過ち?



「ゆ……きっ、もっと、もっと……み、んなっ、忘れるくらい……めちゃくちゃに、してぇぇぇ!!」

「………っ」


――……真剣な話だから、これが終わっても俺の傍にいて下さい。


 傍に。傍に、傍に……。


 ああ、満月が。

 満月がすべてを狂わせる。


――ヒナ、これは僕の親友の……。


 満月が、満月が、満月が、満月が、満月が――。


――君がチサちゃん? よろしく、僕は……。


「いやあああああああ!!」


「陽菜!?」

「結……城っ、もっと、もっと激しく貫いてぇぇぇぇ!!」


 あたしは狂ったように結城を求めた。

 満月を振り切るように――。


「……陽菜。お前、俺の中の誰を見てる? 

なんで今回、"結城"に戻った? 俺を……見ろよ!!」


 ……結城の翳りに気づかずして。



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