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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の結婚生活+゚*。:゚
第16章 当直室の悪夢
「全く隆先生は面倒なことをしてくれたものだよ。」

外科医局長の山田が不機嫌そうに言い、それを見て小鳥遊は眉を顰めた。

…自分の部下の事なのに、面倒だなんて。

「取り合えず、他の病院へ送ってくれたことを感謝します。あなたには借りが出来ましたな。ここで手術をしてたら、大変な騒ぎになっていましたよ。」

…嫌な男だ。

「いえ。お互い様です。藤田先生は独身だとお聞きしているので、僕の妻が藤田先生のお世話をすることにしました。」

山田が来る頃には、血だらけになっていた部屋は、小鳥遊によって綺麗に片付けられていた。

「ああ…助かりました。院長には私から伝えますから。」

そういうとさっさと出て行ってしまった。

――― 翌日。

隆は体調不良とのことで、暫くの間、休職することになったが、もともと気難しくメランコリックな性格から誰も驚かなかった。
小鳥遊は当直明けも勤務であった為、藤田の事が気になってはいたものの、病院から離れることが出来なかった。

(術後の経過も良く安定してます。)

今泉からメールが入りホッとしたのもつかの間、院長から呼び出だれた。

…やれやれ。

「院長室に行ってきます。」
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