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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の結婚生活+゚*。:゚
第16章 当直室の悪夢
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小鳥遊は、昨夜のことを詳細に報告しなければならなかった。途中からスクラブを着た外科医局長もやってきた。
「小鳥遊先生が、うちの藤田と仲が良かったとは知りませんでした。」
欠伸を堪えながら山田外科医局長が言った。昨日は夜中に呼び出され、隆の代わりに当直を務めていた。
「ええ…何度か麻酔科医局長と連れだってうちに来たことがあってから、時々食事を食べたりしていました。」
「容態はどうだね?」
3人とも立ったまま話をしていた。
「先ほど妻から連絡があって術後の状態も落ち着いているそうです。」
院長は眉を顰め考えて居るようだった。
「そうですか。」
「仕事復帰は暫くかかりそうですね。このことは内密にして頂きたい。判りましたね。お願いしますよ。」
院長はふたりの顔を交互に見ながら言った。
「はい。」「ええ。」
「では、暫く休職扱いのままという事で。」
院長と山田は、細かい話し合いをしていたため、小鳥遊は失礼しますといって部屋をでた。
…とても長い一日だった。
病棟へと小鳥遊は戻りながら、大きく伸びをした。
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「小鳥遊先生が、うちの藤田と仲が良かったとは知りませんでした。」
欠伸を堪えながら山田外科医局長が言った。昨日は夜中に呼び出され、隆の代わりに当直を務めていた。
「ええ…何度か麻酔科医局長と連れだってうちに来たことがあってから、時々食事を食べたりしていました。」
「容態はどうだね?」
3人とも立ったまま話をしていた。
「先ほど妻から連絡があって術後の状態も落ち着いているそうです。」
院長は眉を顰め考えて居るようだった。
「そうですか。」
「仕事復帰は暫くかかりそうですね。このことは内密にして頂きたい。判りましたね。お願いしますよ。」
院長はふたりの顔を交互に見ながら言った。
「はい。」「ええ。」
「では、暫く休職扱いのままという事で。」
院長と山田は、細かい話し合いをしていたため、小鳥遊は失礼しますといって部屋をでた。
…とても長い一日だった。
病棟へと小鳥遊は戻りながら、大きく伸びをした。
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