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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の結婚生活+゚*。:゚
第22章 謝罪会見
現職医師ふたりが、児童買春やレイプ、薬の横流しに関わっおり、年明けから大きなニュースとなった。藤田麻酔科医局長は、副院長代理として淡々と後処理をこなし、小鳥遊もそれをサポートする形で加わった。

「まことに申し訳ありませんでした。」

病院の公式記者会見では、院長、藤田副院長代理、小鳥遊、石動薬剤部部長、事務長、弁護士などが並んで謝罪する形となった。当時の薬剤部部長のずさんな管理に加え外科医局部長の児童買春、小峠の睡眠導入剤を使った複数の婦女暴行、殺人未遂など、ひとつずつについての説明を求められ、会見は2時間にも及んだ。
テレビのニュースとして流れたのは5分程であったが、今泉も春も食い入るようにして画面を見つめていた。

「あ…パパ?」「パパだ。」

子供達はテレビに映った小鳥遊を見て嬉しそうに声をあげた。

「しーっ。お話が聞こえなくなっちゃうから、ふたりともちょっとお静かに!」

今泉がボリュームをあげた。大まかな結果と後処理についての説明がなされた。

「あら♪やっぱり私が選んだネクタイとシャツ。とっても似合って素敵だわね。ほら他の人達よりもカッコよさが目立ってるもの。」

春も画面を見つめながら冬の代わりに自分が小鳥遊に選んだ、スーツのセンスの良さに酔いしれていた。

「しーっ。春さんも聞こえないよっ。」

記者が細かいことに触れ始めると、弁護士が止めた。誰もが余分なことは一切話さない徹底ぶりだった。

「やっぱり病院付きの弁護士さんって優秀ねぇ。」

春はその様子を見て感心していた。

「もーっ!春さんっ。」

はいはい分かりましたと笑って静かに聞いていた。


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