この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜘蛛の巣
第13章 鎖された場処



「おはようございます」



翌朝、いつものように橘の指示のため皆より遅い朝食を済ませた華は他のメンバーを探して談話室を訪れた



「おはよう……って大丈夫? なんか疲れてない?」

「ちょっと昨日のパーティーは肩凝っちゃって……今日が土曜日で助かりました。あはは……」



壮真の質問に恥ずかしそうに笑って返す



「ここには壮真さんだけですか? 他の皆は?」

「結利は和樹に連れられて例のスイーツ店に行ったよ。要と煉兄さんは自分の部屋じゃないかな。あとの二人は……」

「あったよ! お蔵の中に沢山!」



壮真が言うよりも早く華の後ろの扉が開き、両手いっぱいに何かを抱えた茅斗が立っていた



「あ、ハナ! ちょうど良かった!」



その後ろから綾斗が−−−こちらは肩から重そうな袋を下げて−−−顔を覗かせる

二人とも頭や肩に埃を被っている



「今ね、皆のアルバムとかをお蔵から引っ張って来たの! 一緒に見よ!」

「見る為に出してきたわけじゃないでしょう?」

「えー、ソーマのけちー」



などと口を尖らせつつ、全く聞く気なしに物を机の上に置いてゆく双子


/476ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ