この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜘蛛の巣
第15章 分かたれて。



「……?

じゃあ朝食の後準備が出来たらガレージにおいで」



******************************



一時間後、アットガレージーーー



「はい、メット」



初めてのバイクに緊張する華

いや、彼と一緒だからかーーー



被ったヘルメットが少し大きいことに気付くも、手が思うように動かない



「クスッ…大丈夫? 貸して」

「……っ」



壮真の手が調節する為に華に触れる

胸が高鳴りっぱなしの華とは反対に壮真は冷静そのものだった



「うん、これでオーケー。安全対策は大切だからね」



そう言って体を離すとバイクに跨がる



"壮真さんが乗ると…バイクが馬に見えてくる……"



なんて下らない妄想をしながら、華もおずおずとその後ろにお邪魔した



「いい? しっかり掴まっててね」

「は、はい……」



と言われても、恥ずかしすぎて服を申し訳程度に握ることしか出来ない



「……掴まらないと死ぬよ?」



−−−氷河期



「は、はい!」



華は急いで壮真の体にしがみつく



「よし、行こうか」



その言葉と共に壮真はアクセルを回した



/476ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ