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蜘蛛の巣
第3章 救い、あるいは–––
その衝動をなんとか振り払い、壮真はじっくりと時間をかけて彼女のナカを開いていった
「華ちゃん……」
名前を呼ばれて華は薄目を開け壮真を見る
「痛くない?」
「大丈夫です……」
掠れた声で小さくそう言う彼女はとても昨日まで処女だったとは思えずーーー
何度も女を抱いている壮真でさえも喉の奥で唸らせた
「それじゃ……動くよ」
再びもっと激しく蹂躙したい欲望と戦いながら壮真はゆっくりと自身を出し入れする
「あぁぁ……ん」
入り口から奥まで全てを愛でられる快感に華は切ない吐息を漏らす
彼女の反応を見ながら徐々に動きを速めてゆく壮真だったが、驚いたことに先に耐えられなくなったのは華の方だった
「……と」
「ん?」
小さすぎた呟きに壮真は華の唇に耳を近付ける
「もっと…して……っ」
「……っ」
理性と本能の狭間なのだろう、恥じらいながらもそう口にしてしまう華に壮真のモノが強く反応する
「分かったよ……」
壮真は負けたというようにそう答えると腰の動きを更に大きく、更に速くした
「あぁぁあ!」