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蜘蛛の巣
第3章 救い、あるいは–––
「いや…っ……やっぱり無理です……」
必死で体を起こすが、そうした彼女の目に映ったのは既に立派にそそり勃った壮真の男根だった
「あ……っ」
こんな美しい顔をして、やはり男だ
そう気付いたことが華の中心に更なる欲望を目覚めさせた
遥の時は恐怖でしかなかったのにーーー
「大丈夫……俺に全部任せて……」
そんな風に優しく囁かれると求めてしまう
「は…い……」
半ば無意識で答えたその言葉に壮真はにっこりと微笑んで華の上に乗った
硬くなったモノが華の秘部にぴたりとくっつく
「怖かったら掴まってて」
微かに身体を強ばらせた華の腕を自分の背中に回させると、壮真はゆっくりと腰を前へと進めていった
「いっ……」
さすがにこれには痛まないはずもなく、華は思わず爪を立ててしまうほど壮真の背を強く掴む
「くっ……」
ゆっくりとした動きの中で、壮真は予想以上の快感に歯を食い縛る
華自身は気付いていないだろうが、長いこと愛でられ続けた彼女の花園は蕩けきり壮真のモノをもっと奥へと引き込もうとしていた
意識をはっきりとさせなければこのまま最奥まで激しく突き入れてしまいそうだ