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【NEW】クロスな関係。
第7章 指輪。
「美月、どうしてそんな嘘を…?」
「礼人はこの指輪をあげる女の子が好きなの?」
「え…好きだよ、だから指輪を買ったんだよ。」
「じゃあさ、この指輪を送る彼女に私とのこと話せる?」
「こういうのは今日限りにしてほしい。それなら話せる。あの日のことは謝るから……」
「話せるんだ。へ~じゃあさ……」
美月がソファに座っている俺に跨って、細くて冷たい腕を首に回してくる。
美月が俺を見下ろしている顔は
腕と同じく冷たく、怖くて逃げたくなる。
だけど首に腕を巻きつけられているから逃げられない。
「礼人はこの指輪をあげる女の子が好きなの?」
「え…好きだよ、だから指輪を買ったんだよ。」
「じゃあさ、この指輪を送る彼女に私とのこと話せる?」
「こういうのは今日限りにしてほしい。それなら話せる。あの日のことは謝るから……」
「話せるんだ。へ~じゃあさ……」
美月がソファに座っている俺に跨って、細くて冷たい腕を首に回してくる。
美月が俺を見下ろしている顔は
腕と同じく冷たく、怖くて逃げたくなる。
だけど首に腕を巻きつけられているから逃げられない。