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【NEW】クロスな関係。
第7章 指輪。
「……え?」
「ね?それでも言える?本当のことを大好きな彼女に。」
耳元でそっと呟かれて
耳から少しずつ体が凍りついていく。
未亜と高校で出会ったときの違和感が今ならわかる。
どこか懐かしい
そんな感情を抱いたことが。
「だから私、彼女が邪魔なの。意味わかる?」
「いや、でもあれは俺が悪くてっ――」
「礼人。」
名前を呼ばれて顔をあげて美月の顔をみると
目には涙がいっぱい溜めていた。
大きな目から少しずつ溢れてきて俺の顔にもつたってくる。
「私、もう子供ができないの。だから責任とって。」
「ね?それでも言える?本当のことを大好きな彼女に。」
耳元でそっと呟かれて
耳から少しずつ体が凍りついていく。
未亜と高校で出会ったときの違和感が今ならわかる。
どこか懐かしい
そんな感情を抱いたことが。
「だから私、彼女が邪魔なの。意味わかる?」
「いや、でもあれは俺が悪くてっ――」
「礼人。」
名前を呼ばれて顔をあげて美月の顔をみると
目には涙がいっぱい溜めていた。
大きな目から少しずつ溢れてきて俺の顔にもつたってくる。
「私、もう子供ができないの。だから責任とって。」