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【NEW】クロスな関係。
第5章 懺悔。
未亜と象さん公園での待ち合わせの日
本物ではないけど…今まで俺が言えなかった気持ちを何か形にして伝えたくて
指輪を買いに街に来ていた。
「すいません、この指輪でお願いします。」
「はい、かしこまりました。贈り物でございますか?」
「はい…」
指輪を女性にプレゼントするなんて初めてで
こういうお店に自分がいるのも何だか不思議な気分だ。
「……ん?」
外が何だか騒がしくてドアの向こうを見てみると
カップルが言い合いにしているように見えた。
男の手にはこのお店の紙袋を持っている。
女性のほうは泣き崩れて座り込んでしまった。
「お待たせいたしました。」
「あ…ありがとうございます。」
本物ではないけど…今まで俺が言えなかった気持ちを何か形にして伝えたくて
指輪を買いに街に来ていた。
「すいません、この指輪でお願いします。」
「はい、かしこまりました。贈り物でございますか?」
「はい…」
指輪を女性にプレゼントするなんて初めてで
こういうお店に自分がいるのも何だか不思議な気分だ。
「……ん?」
外が何だか騒がしくてドアの向こうを見てみると
カップルが言い合いにしているように見えた。
男の手にはこのお店の紙袋を持っている。
女性のほうは泣き崩れて座り込んでしまった。
「お待たせいたしました。」
「あ…ありがとうございます。」