この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
another storys
第9章 運命のふたり【パズルⅡ・運命の恋人】
9月。シルバーウィークに入る直前に、サトシさんの遅い夏休みがある。
サービス業だけに、日曜日スタート、金曜までの6日間で。明けの土日は既にガッツリ予約で埋まってる、らしい。
一方僕はといえば、お盆休みの翌月、しかも翌週にはシルバーウィークも控えた状況で、そんな豪快な有休を取れるわけもなく。でもどうしてもお休みを合わせたかったから、お盆休み前から、9月には親族の法事があってまた田舎に帰らないといけない、と伏線を張っておき、何とか月、火、2日間の有休を取った。
本当は新潟なんて日帰りでも行けるのに、2日も休むの?なんて、突っ込まれないあたり、ウチの会社は優しいな、と思う。
サービス業だけに、日曜日スタート、金曜までの6日間で。明けの土日は既にガッツリ予約で埋まってる、らしい。
一方僕はといえば、お盆休みの翌月、しかも翌週にはシルバーウィークも控えた状況で、そんな豪快な有休を取れるわけもなく。でもどうしてもお休みを合わせたかったから、お盆休み前から、9月には親族の法事があってまた田舎に帰らないといけない、と伏線を張っておき、何とか月、火、2日間の有休を取った。
本当は新潟なんて日帰りでも行けるのに、2日も休むの?なんて、突っ込まれないあたり、ウチの会社は優しいな、と思う。