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another storys
第9章 運命のふたり【パズルⅡ・運命の恋人】
んー、まさに漫画的ご都合主義、と言えなくもない。
でも、彼はモデルとして活動できなくなったヴィンセントを公私ともに支え、ヴィンセントはヴィンセントで、顔と名前が売れてることを利用して、各地で講演を行い、ゲイを始めとする性的マイノリティーの人たちをどうか受け入れて欲しい、という活動に精を出す、という話だった。臓器を共有することでよりふたりの絆と愛が強くなる。
ラストはヴィンセントの講演のシーン、自分はパートナーの腎臓が適合して助かったけど、法的にも両性と同じく結婚出来ていれば、手続はもっとシンプルに済んだ、その手続を踏んでいる間に失われる命があるかもしれない、また、救える命があるかもしれない、この考えが受け入れられるのには、時間がかかるだろうけど、それでも訴えていく…愛する人の為に、僕を愛してくれる人の為に。

という台詞で締めくくられていた。


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