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another storys
第13章 Lesson ー笑顔の魔法ー【パズルⅡ】
「俺のこと、嫌い?」
「嫌いじゃないですよ。でも、長野さんと付き合ったりしたら、それこそ社内の円滑な人間関係が保てなくなりそうなんで。」
「嫌いじゃないなら、まずは友達から始めてみよっか。」
私の話聞いてます?長野さん。
反論しようとした私の言葉は。
イキナリのキスで封じられる。
「え?」
「これも授業料のウチ?」
ニヤ、と笑う長野さんに、顔が一気に熱くなる。
周りをキョロキョロしたけど、幸い人目はなかった。
「と、友達からって言ったじゃないですか⁉︎」
「イタリアなら友達でもするでしょ。」
「ここ日本ですし!私たち日本人ですし!」
「怒った顔も可愛いよ、未玖ちゃん」
あはは、と笑いながら肩を抱かれて、もう反論するのもバカバカしい…
きっと私は、このヒトには勝てない…
溜息を吐いて横の長野さんを見上げる。
次の瞬間。
グッと後頭部を抱えられて。
深いキスが降ってきた…
ーfinー
「嫌いじゃないですよ。でも、長野さんと付き合ったりしたら、それこそ社内の円滑な人間関係が保てなくなりそうなんで。」
「嫌いじゃないなら、まずは友達から始めてみよっか。」
私の話聞いてます?長野さん。
反論しようとした私の言葉は。
イキナリのキスで封じられる。
「え?」
「これも授業料のウチ?」
ニヤ、と笑う長野さんに、顔が一気に熱くなる。
周りをキョロキョロしたけど、幸い人目はなかった。
「と、友達からって言ったじゃないですか⁉︎」
「イタリアなら友達でもするでしょ。」
「ここ日本ですし!私たち日本人ですし!」
「怒った顔も可愛いよ、未玖ちゃん」
あはは、と笑いながら肩を抱かれて、もう反論するのもバカバカしい…
きっと私は、このヒトには勝てない…
溜息を吐いて横の長野さんを見上げる。
次の瞬間。
グッと後頭部を抱えられて。
深いキスが降ってきた…
ーfinー