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another storys
第3章 片思いの行方【パズル】
そして。俺にとっては重大事ではあるけれど、他人からしたらしょうもない探りを入れる、なんてそんな、頼みを、幸村なら、苦笑しながらでもやってくれるかもしれない。
そういうヤツだ。
だけど、俺のドコがダメなのか、ってことを幸村に探らせるわけにはいかない。

そんなん、好きな女子に話しかけられたと思ったら、友達への代理告白を頼まれるみたいな、学生時代のしょっぱい思い出みたいなことはできない。

だから、もうひとりの同期の藤田に頼んでんのに。

コイツはガメツイっていうか、ヒトの足元見る天才っていうか。

そんなヤツだってことも知ってるんだけどさ。

藤田は俺を見て、うんざりしたように呟いた。

「…幸村の再婚を祝して、同期の飲み会でも開くか?」

お?ナニその案?

「俺が急に森崎を呼び出して、井上のどこがダメだ?なんて問い詰めたら何をイキナリって、身構えられんのがオチだろ。他に女子がいる呑みの席のが、森崎だってポロっとホンネが出るかも知れんだろうが。」
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