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another storys
第1章 Come on baby‼︎【社内恋愛のススメ】
遙が手に持ってるのは、所謂妊娠検査薬。
生理がこない、って昔付き合ってたコに言われてめちゃくちゃ焦って買いに行ったコトあったな…結局そんトキは陰性で、すぐに生理も来て、ちょっと遅れてただけ、ってオチだったけど。あの時ほどホッとしたことは後にも先にもない。
遙は自分で買ってきたのか。ま、コイツそういうとこ気にしないもんな。うっすらとラインの入ったプラスチックのソレは、インフルエンザの反応試験キットによく似てる。
「えーと、良かった、な…?」
遙はずっと子供欲しがってたし、結婚してもう9ヶ月。
結婚してからは避妊もしてないし、一緒に住み出してからはまだひと月ちょっとだけど、離れて住んでた頃に比べりゃあセックスの頻度も上がってる。
全然、不思議なことじゃない。
とりあえず、廊下で立ち話、てわけにもいかず、俺も荷物を置いて服を着替える。
遙の作った晩飯を食べた。
遙は明日の夕方、クリニックに診察の予約を取った、と言った。俺は一緒に行かなくてもいい、というので、その辺は任せることにした。
生理がこない、って昔付き合ってたコに言われてめちゃくちゃ焦って買いに行ったコトあったな…結局そんトキは陰性で、すぐに生理も来て、ちょっと遅れてただけ、ってオチだったけど。あの時ほどホッとしたことは後にも先にもない。
遙は自分で買ってきたのか。ま、コイツそういうとこ気にしないもんな。うっすらとラインの入ったプラスチックのソレは、インフルエンザの反応試験キットによく似てる。
「えーと、良かった、な…?」
遙はずっと子供欲しがってたし、結婚してもう9ヶ月。
結婚してからは避妊もしてないし、一緒に住み出してからはまだひと月ちょっとだけど、離れて住んでた頃に比べりゃあセックスの頻度も上がってる。
全然、不思議なことじゃない。
とりあえず、廊下で立ち話、てわけにもいかず、俺も荷物を置いて服を着替える。
遙の作った晩飯を食べた。
遙は明日の夕方、クリニックに診察の予約を取った、と言った。俺は一緒に行かなくてもいい、というので、その辺は任せることにした。