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テリトリー
第3章 超童顔、拓海
くちゅ…ちゅ…
「んっ…」
「はぁ…ちゅぅ…クチュ…」
静かな部屋に2人の甘い吐息と水音だけが響き渡る。タクミも次第に慣れてきたのか、左手はサクラの腰に腕を回し、右手で彼女の後頭部を掴むと、角度を変えながら舌を絡ませた。
「…はぁ、タクミくん…初めて?」
「…うん。ごめんね、よく分からなくて」
「えっちな本とかテレビとか見たりしないの?」
「ちょっとだけ…」
タクミが恥ずかしそうにこたえる。なんとも初々しいその姿はサクラをそそった。
「じゃぁ、お姉さんが手取り足取り教えてあげるから、一緒にキモチよく、なろ?」
「うん!」
そして、2人はまたお互いの唇を激しく求め、長い長いキスをした。時には首筋を舐め、時には指を絡ませ、本物の恋人のようにその行為を楽しんだ。