この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
テリトリー
第3章 超童顔、拓海
「あ、お帰りなさい。あの…今日は」
「分かってるよ。お前の番だろ?」
ハルトは何事もなかったかのようにあっさりしていた。そんなハルトに悔しさが込み上げる。
「今から始めようと思います…リビングで」
「あぁ、わかった」
そして、リビングに向かい、相手が幼い子供(に見えるだけだが。)だと言うことに特別驚きもせず、椅子を持ってきてそこに座った。
「タクミくん、じゃあ…そろそろ、イイコト…しよっか」
無邪気な顔でタクミがうん、と頷くと、サクラはソファに座るタクミの膝に跨った。そして彼の首に腕を回すと優しくキスをした。
ちゅっ…
「お姉…さん?」
不思議そうな目でサクラを見つめるタクミ。
「ね、タクミくん…くち…あけて?」
状況を理解してないタクミは言われるがまま、口を開いた。サクラはその小さな隙間に自身の舌をねじ込み、ねっとりとした濃厚なキスを何度も何度も繰り返す。