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第18章 友也の浮気

「恵子さん、待って！！」

ゆりはそう言うと恵子に

「良い機会だから…
その浮気相手と
きちんとケリを
つけるのよ？
二人とも…
分った?」

「はい！！」

「は…い…」


友也から浮気相手の

来る時間を聞き出して

連絡が取れないように

ゆりは一平を監視につけた。

一平は友也に

「浮気はいけないが…
スリルがあるから…
しかし、友也さん…
相手が悪すぎ！！」

と笑った。

「その…
ようです…」

がっくりとうな垂れる友也。

「で、相手の女性って…？」

「はい…
ここの二階に住む
結花さんです。」

「はぁ…？
あの可愛いと評判の？
あの、お嬢様の？」

「はい…」

「あんた…
よく…
結花さんを…
浮気相手に出来たね？」

一平は感心したように

友也を見た。

以前一平が結花に

声を掛けたがまるで

無視されて…

「それは…
相性が良いと
いうことです…」

「それ…
恵子さんに言ったら…
間違いなく殺される…」

一平は違った恐怖を覚えた。