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人妻ゆり
第39章 ゆりと台風

「気にしないで下さい。
医者は大変ですね。」
一平と雄二は笑う。
その時、パッと電気が切れて停電になってしまった。
「停電怖いよぅ!」
結花がゆりに泣きついた。
「あらあら…
結花ちゃん…」
ゆりが優しく結花の頭を撫でる。
「ピカッ!ドーン!」
雷が落ちて真美と優子が雄二に
抱きついて恵子が一平に抱きついて震えている。
「キャーッ!」
それぞれが男に抱きついて
震えているがゆりは抱きつかれる方だ。
「何で私に抱きつくの?」
ゆりは少しお冠…。
「お姉さんはたくましいから…」
「雄二君!」
「ごめんなさい(_ _;)」
「私だって怖いのに…」
部屋の中は真っ暗になり、
相手が何処にいるか分からない。
「困ったわ…
懐中電灯がつかないわ…」
「お姉さん、電池が切れてます。」
外は嵐で出る事も出来ずに
「仕方ないわね。
朝までこのままでいましょう。
皆、固まってね。」
ゆりの合図で全員がひとつに固まった。
「あら…」
ゆりの膝に誰かの手が…
「結花ちゃん…?」
しかし、皆がひとつになって無言。
「まあ、良いか?」
やがてその手がスカートの中に…
「ちょっと…」
ゆりはその手を払い除けた。
しかし、手は再びゆりのスカートの中に入って来た。

