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淳、光と闇
第21章 淳と雄二 愛の結晶

しかし、結花とゆりはまだ雄二を
認めている訳ではなかった。
二人にすれば大切な友達の淳を
今は更正しているとはいえ
レイプした憎い憎い男だ。
二人は決して雄二に
警戒心を解く事はなかった。
「淳、良い事?
デートしても二人っきりに
なっちゃ駄目よ?」
「淳、絶対に
キス以上したら駄目よ。」
「ホテルには行くな。」
「帰りは18時までには
帰って来る事。」
まるで厳しい父親の様だ。
「勘弁してよぅ…」
二人にコンコンと言われて
淳は逃げ出したい気分だ。
「だ、大丈夫だって…」
しかし、二人は
「それが一番…
危ないの!!」
と淳を叱る。
自分を心配してくれるのは
有難いがここまでされると…
「わ、分ったよぅ…」
「本当??」
「ほ、本当だよぅ…」
「淳は優しすぎるから…」
「信用ないなぁ…」
やっとの想いで寮を出た淳。
「全く結花もゆりも
心配するのはあり難いけど…
私だって大人なんだし…」
ぼやきながら雄二に
会いに省吾の屋敷へ。
その頃、雄二は
午後の休憩を取っていたが
由美に呼ばれて
「由美様、
いかがなされました?」
「雄二、旦那様からの伝言です。
今日はこの時間を
持って上がりなさい。」
「はぁ?
私はまだ仕事が…」
「それは良いから
旦那様の御命令ですよ?」
「は、はい。」
「雄二!!」
「はい…」
「淳ちゃんと幸せな時を
刻むのですよ。」
「はい。」
認めている訳ではなかった。
二人にすれば大切な友達の淳を
今は更正しているとはいえ
レイプした憎い憎い男だ。
二人は決して雄二に
警戒心を解く事はなかった。
「淳、良い事?
デートしても二人っきりに
なっちゃ駄目よ?」
「淳、絶対に
キス以上したら駄目よ。」
「ホテルには行くな。」
「帰りは18時までには
帰って来る事。」
まるで厳しい父親の様だ。
「勘弁してよぅ…」
二人にコンコンと言われて
淳は逃げ出したい気分だ。
「だ、大丈夫だって…」
しかし、二人は
「それが一番…
危ないの!!」
と淳を叱る。
自分を心配してくれるのは
有難いがここまでされると…
「わ、分ったよぅ…」
「本当??」
「ほ、本当だよぅ…」
「淳は優しすぎるから…」
「信用ないなぁ…」
やっとの想いで寮を出た淳。
「全く結花もゆりも
心配するのはあり難いけど…
私だって大人なんだし…」
ぼやきながら雄二に
会いに省吾の屋敷へ。
その頃、雄二は
午後の休憩を取っていたが
由美に呼ばれて
「由美様、
いかがなされました?」
「雄二、旦那様からの伝言です。
今日はこの時間を
持って上がりなさい。」
「はぁ?
私はまだ仕事が…」
「それは良いから
旦那様の御命令ですよ?」
「は、はい。」
「雄二!!」
「はい…」
「淳ちゃんと幸せな時を
刻むのですよ。」
「はい。」

