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淳、光と闇
第34章 看護の心

「二人とも…何してるの?」

「え??」

「げっ!!」

二人は繋がったまま入り口を見ると。

美紀が鬼のような形相で立っている。

「み、美紀さん!!」

慌てて離れてベッドの上に正座する二人。

「あんた達…
一体、何してたの?
ここは…病院なのよ?」

「はい…ごめんなさい…」

「正!!」

「は、はい!!」

「京子ちゃん!!」

「は、はい…」

「ちょっと…いらっしゃい!!」

美紀は二人を詰所に連れて行って

並んで座らせた。

きつい目でにらむ美紀。

淳がおろおろしている。

「淳!!あなたも…
そこに座りなさい!!」

「は、はい!!」

「全く…」

怖い目で睨む美紀。

「良い事…
看護師は…看護を仕事として
患者さんが復帰できる手助けをするの。
京子…正が好きで…
正の願いを聞きたい気持ちはわかるよ?
でも、貴方は看護師…
看護師は患者に体を捧げては駄目なの。
看護師は、心を捧げるものなの…
分かる?」

「は…い…」

「二人の気持ちは私…
理解できるつもり…
私にもそんな過去があったから…」

「え??」

淳と京子は美紀を見た。
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