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第35章 親子の絆

ある日、省吾は淳に

お供をして欲しいと竜馬を

通じて打診があった。

さゆりはこの話を受けた。

省吾は淳を何よりも可愛がっていたが

今回の様に名指しで来てくれと

言うのは初めてだ。

さゆりは淳に

「省吾様が淳に
＊＊日にお供をして欲しいと
打診が来ています。
淳、行ってあげなさい。」

「はい…でも…
お仕事が…」

「それは大丈夫よ。
舞が手伝いに来てくれると
言っています。」

「それなら良いのですが。

「あ、それとね省吾様は
淳の服装についても
ご希望があって
出来るだけ清楚な服を
との御希望です。」

「はい…」

お供をして欲しいと言う目的も

理由も知らないとさゆりは言う。

淳は

「旦那様…何があったの？」